【電工二種】より線の許容電流も語呂合わせで完全攻略!「珊瑚のみなさん、ここはシック」の無敵呪文
この記事の3秒まとめ
- より線(断面積 mm² / スケア)の許容電流は、オリジナルの呪文「珊瑚(3.5)のみな(37)さん、ここ(5.5)はシック(49)なバー」で完璧に暗記できる。
- 実務や試験で非常によく使う
2.0mm²から14mm²までの5つの許容電流値を、暗記の負担を最小限にして一瞬で引き出せる。- 前々回マスターした電流減少係数「みなしご」や、前回学んだ「サイズ換算表」と組み合わせることで、電線に関する計算問題はすべてパズル感覚で解けるようになる!
第二種電気工事士の合格を目指して勉強を進める中で、前々回は単線の許容電流を覚えるための呪文『ニーナさん、産後で、幸せだろーに』、前回は単線とより線の太さを変換する『3つのサイズ換算表』をマスターしました。
これで電線問題はクリアした……と思いきや、過去問を解き進める中で新たな壁が立ちはだかりました。
それが、「より線(断面積 mm² / スケア)の許容電流値」を直接使って計算させる問題です。
単線(1.6mmなど)であれば「ニーナさん(27A)」と即答できますが、問題文に「断面積 5.5mm² のより線」と出てきた瞬間、「ええと、5.5sqの許容電流は何アンペアだっけ……?」と手が止まってしまうのです。
もちろん、前回学んだサイズ換算(5.5mm² ⇄ 2.6mm)を適用して、単線の「幸せ(2.6mm ➔ 48A)」から「49A」を推測することも不可能ではありませんが、毎回2ステップの脳内変換を挟むのは、思考の負担になります。
そこで私は、より線の許容電流値(2.0mm² 〜 14mm²)を、リズムよくダイレクトに脳から引き出せる専用の語呂合わせを開発しました。これさえあれば、より線が主役の問題もコンマ1秒で処理できるようになります。スッキリ整理して暗記しましょう!
🔌 より線の許容電流値:覚えるべき5つの「安全リミット」
試験で実際に出題される、より線の太さ(断面積)と、それぞれの定格許容電流(限界値)の対照表です。
| より線の断面積(sq / mm²) | 許容電流値(安全限界) | 語呂合わせのイメージ |
|---|---|---|
| 2.0 mm² | 27 A | 単線1.6mmと同等。一番細いコンセント用の基準値。 |
| 3.5 mm² | 37 A | エアコン回路などで活躍する、少し太めの電線。 |
| 5.5 mm² | 49 A | 幹線などでよく使われる、頼もしい太さの電線。 |
| 8.0 mm² | 61 A | さらに大電力を流せる極太電線。 |
| 14 mm² | 88 A | 一般住宅の引き込み口などに使われる大元のメイン電線。 |
この無味乾燥な数字のペアを、丸暗記するのではなく、リズム感の良い「語呂合わせ」でスムーズに覚える方法を作成しました。
🧠 一発暗記!リズムで覚える語呂合わせの紹介
声に出してリズムよく3回唱えてみてください。不思議と自然に頭の中に染み込んでいきます。
1. 【2.0 mm² ⇄ 27 A】
- 「つな(27)ぎの、ツー(2.0)!」
- 意味のイメージ: より線のスタート地点。「単線1.6mm ⇄ より線2.0mm²」のサイズ換算を知っていれば、どちらも同じ「ニーナ(27)」なので、つなぎの2.0とセットで自然と引き出せます。
2. 【3.5 mm² ⇄ 37 A】 & 【5.5 mm² ⇄ 49 A】
- 「珊瑚(3.5)の、みな(37)さん、ここ(5.5)はシック(49)なバー」
- 意味のイメージ:
美しく広がる珊瑚(3.5)の海に集まるみな(37)さん。
「でも、ここ(5.5)にあるお店はすごくシック(49)で大人なバーなんだよ」という、少しオシャレな情景を思い浮かべるイメージです。
3.5 ➔ 37と5.5 ➔ 49という、試験で最も狙われやすい2大スポットを、美しいリズムで完璧に連結して暗記できます。
3. 【8.0 mm² ⇄ 61 A】
- 「ハチ(8.0)は、むい(61)て食べる」
- 意味のイメージ: 極太の「ハチ(8.0)」。果物のライチや、あるいは美味しい甘栗を「むい(61)て食べる」という、私のような料理好きの食いしん坊にぴったりなコミカルな動作で記憶にバインドします。
4. 【14 mm² ⇄ 88 A】
- 「いよ(14)いよ、パチパチ(88)拍手!」
- 意味のイメージ: 大元のメイン電線である「14」。ついにラストの極太電線まで覚えきって、「いよ(14)いよ合格だ、パチパチ(88)!」と自ら拍手喝采を送るハッピーエンドのイメージです。
⚠️ 試験でどう狙われる?「より線」の実践計算フロー
では、この新しい語呂合わせインデックスを使い、実際の過去問を想定した計算問題に挑戦してみましょう。
前々回学んだ「減少係数」の知識と組み合わせて、頭の中で素早く処理するフローを追いかけます。
【想定過去問】 金属管による低圧屋内配線で、断面積 5.5mm² のビニル絶縁電線(より線)を同一管内に 3本 挿入して配線する場合、電線1本あたりの許容電流値として、正しいものはどれか。
【解法プロセス】
この問題を解くための、脳内演算フローは以下の3ステップです。
graph TD
A["① 断面積 5.5mm² の素の許容電流を特定"] -->|「ここはシック」の語呂から 49A を導出| B["許容電流 = 49 A"]
B -->|② 同一管内「3本」の減少係数を特定| C["「み(3本以下=0.70)なしご」から 0.70 を特定"]
C -->|③ 計算を実行| D["49 A × 0.70 = 34.3 A"]
D -->|④ 端数処理(7捨8入)を適用| E["34.3 A → 小数点以下が 0.3 なので切り捨て = 34 A"]
style E fill:#ccffcc,stroke:#333,stroke-width:2px
- 素の許容電流の確認:
- 断面積 5.5mm² の許容電流を思い出します。
- 語呂合わせの「ここ(5.5)はシック(49)」から、
49 Aであることが一瞬で導き出せます。
- 減少係数の適用:
- 同一管内に 3本 収めるため、前々回の語呂合わせ「み(3本以下 ➔ 0.70)なしご」より、減少係数は
0.70になります。
- 同一管内に 3本 収めるため、前々回の語呂合わせ「み(3本以下 ➔ 0.70)なしご」より、減少係数は
- 計算と端数処理:
- 49A × 0.70 = 34.3A。
- 小数点以下が
0.3(0.5未満)のため、端数を切り捨てて 34 A が正解となります。
どうでしょうか?
より線がターゲットになった問題でも、サイズ換算という遠回りを一切挟むことなく、語呂合わせから直接 49A を引き出して、たったの数秒で正解までたどり着くことができます!
🛠️ 電工二線の「電線マスター」になるための3大暗記法まとめ
これまでに整理してきた3つの暗記用語呂合わせを振り返ってみましょう。
- 単線に関する語呂合わせ(前々回):
- 許容電流: 「ニーナさん(27A / 1.6mm、35A / 2.0mm)、産後で(35A)、幸せ(48A / 2.6mm)だろーに(62A / 3.2mm)」
- 減少係数: 「みなしご(3本以下:0.7 / 4本:0.63 / 5〜6本:0.56 / 7本以上:0.49)」
- サイズ換算に関する語呂合わせ(前回):
- 単線とより線の換算: 「色々(1.6)あってもにお(2.0)う」「肉(2.0)をサンゴー(3.5)缶で煮る」「風呂(2.6)に入ってここ(5.5)ちいい」
- より線に関する語呂合わせ(今回):
- 許容電流: 「つなぎのツー(27A / 2.0sq)」、「珊瑚(3.5sq)のみな(37A)さん、ここ(5.5sq)はシック(49A)」、「ハチ(8.0sq)はむい(61A)て」、「いよ(14sq)いよパチパチ(88A)」
この3つの語呂合わせがしっかりと頭の中に入っていれば、試験本番でどのような角度から電線の問題が出題されても、迷うことなく、すべての選択肢を自信を持って解くことができます。
仕事や日々のタスクで忙しい中での資格勉強ですが、こうして暗記する情報をシンプルに整理し、語呂合わせで覚えるアプローチを取り入れることで、暗記の苦痛はただの楽しいクイズへと変わります。
同じように合格に向けて日々机に向かっている皆さん、今回まとめた「電線の暗記テクニック」を武器に、本番試験で一緒に一発合格をもぎ取りましょう!